ここ数日eneloopのデザイン変更が世間を賑わせている。eneloopを再評価する記事や、eneloopとそれらを取り巻く市場についての現状をまとめた記事は興味深い内容が多い。
それとは別に、だいぶ前にGalaxy Nexus用の予備バッテリとしてeneloop stick booster(KBC-D1AS)を購入したのだが、思ったよりも使い勝手が良くなかったので、その理由を書いてみようと思う。
まず、eneloop stick boosterは単体では充電できない。充電の際には中の単三電池を取り出して、充電器に接続する必要がある。シンプルな構造故取り出すのは容易だが、このちょっとした手間がそれなりにストレスになってしまう。
次に、電池2本で3800mAhという容量は存外に少ない。10000mAh前後の安いモバイルバッテリを購入したほうが確実に良いだろう。
そしてeneloop stick boosterには電池の残存量を知るためのインジケータが存在しない。stick booster以外ならばLEDインジケータのついた機種が存在するので、モバイルバッテリ用途ではインジケータのついた物の方が確実に良い。
最後に、スティック型の形状は思った程のメリットは無い。アルマイトの細長いスティックというデザインは美しいが、細長い形状で大きくメリットがある人以外にとってはただそれだけだ。
バッテリは、それが充電池であるにしろそうでないにしろ消耗品だということを実感させられた。単三電池のeneloopを買うのなら、モバイルバッテリではなくリモコン等の単三電池を使う機器で使用した方が良いし、モバイルバッテリとして使うならば容量が大きく安価な物を使ったほうが良いだろう。結局私はGalaxy Nexus用の大容量バッテリを買ってしまった。専用バッテリなら携帯電話本体を充電器として利用できるし、モバイルバッテリを接続したままで利用する煩わしさも無いので、消耗品として使い潰すには最適だと思う。ちなみに私はこのバッテリーを使用している。
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