この情況を大きく変えてくれたのがGoogle Chrome向けの拡張機能であるClearlyだ。
Clearlyによって整形された記事 |
また、Clearlyの機能はこれだけではない。画像右にあるEvernoteのアイコンをクリックするか、設定したショートカットキーによって記事をEvernoteにクリップすることができる(記事の整形にもショートカットキーを設定できる)。
結局、私はEvernoteを利用するにあたって、気負い過ぎていたのだろう。何か活用法を見出して有効活用しなくてはいけない、それが出来ないのなら使っていても仕方がない、という感情があったのだろう。その点この方法なら気軽に利用することができる(その分無料ユーザは容量超過の危険性が上がってしまうが)。
この利用方法は、Evernoteをスクラップブックとして活用する利用法だ。Google リーダーによる記事の収集、Pocketによる後で読む、という情報収集の方法に、いつかまた読みたくなりそうな記事を検索するための方法を加えることができる。数ヶ月たってからまた記事を読みたくなったのに、記事のタイトルが思い出せない、という時にEvernoteを使って検索すれば、記事を引き出すことができる(はずだ。実際に効果が分かるようになるにはもう少し利用し続ける必要がある)。
Evernoteというサービスが終了してしまうとノートが失われてしまう、というリスクがある点には留意する必要があるが、それは他のあらゆるサービスについて同じことが言えるだろう。
結論として言えることは、Evernoteはまさしくノートである、ということだ。電子デバイスを用いた様々な活用方の提案が成されているものの、その活用法が持つ主要な側面はまさしく「Evernote」の名前通りであることが殆どだ。
「Evernoteを使うといいよ!という記事を今まで沢山みてきたけど結局全然使いこなせていない」という人がこの記事を読んで便利に活用してくれるようになれば幸いである。
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