2013年2月23日土曜日

Chromebook Pixel 発表に対する所感

 情報がリークした時、2560*1700という解像度は、たぶん2560*1600の誤りであろう、と思っていた。同じように思っていた人は少なくないであろう。Engadget 日本版の記事によれば、「ウェブやウェブアプリの使い勝手を考えて、一般的なノートの16:9や16:10より縦を広く確保したかったため」だそうだ。4年程前から徐々にWUXGA液晶が、16:9の映像を液晶面を余す事無く再生できるFullHDの液晶に淘汰されていった事を考えると、Googleのこの決断は思い切ったものだ、と思う。
 ハードウェアは、MacBook Proの13インチRetinaディスプレイモデルに極めて似ている。Intel Core i5プロセッサと、高解像度のディスプレイを搭載したモバイルノートブック、という特徴や、ラッチレス構造を採用し、シンプルでアルマイトの質感を活かした筐体のデザインはAppleに訴えられそうな程だ。もう少し詳しく見れば、液晶はMacBook Proよりも一回り小さく、重さも100gほど軽量だ。Google Driveがある代わりにSSDの容量は約半分である。MacBook Proの値段は日本では138,800円、アメリカでは1,199ドルだ。Gigazineによれば、Chromebook Pixelは1299ドル(約12万円)で販売されるらしい。全体的なスペックを鑑みるに、出来る事ならMacBook Proを切る価格で販売して欲しかった所だ(価格競争力的に)。
 個人的に注目したいのは、Chromebook Pixelのロゴのデザインだ。Appleがコーポレートフォントに採用しているMyriad Proや、MicrosoftのSegoeによく似た、モダンでシンプルなデザインのフォントで、Chromebookは細く、Pixelは少しウェイトの大きい太字のデザインだ。このフォントのウェイトは、Appleのデザインに酷似している。MacBook Airや、iPod shuffleiPod nanoiPod touchiPod classiciPad miniのロゴは、前半が太字で後半は細字だ(ちなみにiMacMacBook ProMac miniMac ProiPadOS X Mountain Lionは全体を通して太字である)。Appleのロゴについてはこちらの記事が参考になるだろう。細字と太字の順序こそ逆であるものの、そのデザインにはかなりの共通点が見られる。個人的には全体を通して同じウェイトのフォントで構成される最近のMicrosoftのロゴデザインの方が好きなのだが。

主要参考文献:

Google、2560x1700タッチ画面の Chromebook Pixel 発表。Core i5 & LTE対応 - Engadget Japanese
Googleの新型ノートPC「Chromebook Pixel」が来週から約12万円で発売、4月にはLTE内蔵モデルも - GIGAZINE
Google Chromebook Pixel
Google噂のChromebook Pixel(タッチ画面付)が流出ビデオに堂々登場
マイクロソフト、25年ぶりに新ロゴを採用。Windows 8 や Office と統一 (動画) - Engadget Japanese

2013年2月9日土曜日

DXライブラリとLuaを使ってスクリプト側で画像をロード

内容はタイトルの通り。
ソースコードは こちら 。
Lua向けに専用のLoadGraph関数を用意してやり、それをlua_Stateに渡し、
lua_State側からその関数を呼び出して画像をロードするプログラム。

コードの説明はプログラム内のコメントと、コメントに書いてあるリンク先の参考文献を参照のこと。

記事内では、プロジェクトの設定について説明する。
まず、 DXライブラリ置き場 使い方説明 に従って、DXライブラリが動くプロジェクトを作成する。
DXライブラリがうまく動いたら、 その1 Luaのインストール に従って、Luaのセットアップをする。
リンク先では、コンソールアプリケーション向けの設定についての記述なので、Win32アプリケーションで行う設定を以下に列挙する。

  1. 追加のインクルードディレクトリにluaフォルダ内のincludeフォルダへのパスを追加
  2. 追加のライブラリディレクトリにluaフォルダへのパスを追加
  3. リンカ->入力->追加の依存ファイルにlua5.1.libを追加
  4. lua5.1.dllをプロジェクトフォルダの直下にコピー
以上である。

主要な参考文献