2011年10月26日水曜日

Nexus S 3G Ice Cream Sandwich Beta 2入れてみた。

Googleアカウントのログイン画面。
ウェブログインもできるので、2段階認証も利用できます。
でもGoogleアカウントにログインしないと認証システムアプリをDLできないので、
2つ以上Android端末を持ってるGEEKな方しか利用できません。
このROMの仕様なのか、Nexus Sでの仕様なのか、
ステータスバーは透過しないようです。
プリインストールアプリケーションの一覧。
今回のAndroidではシステムアプリケーションの無効化できますけどね。
ギャラリー、タイル状に敷き詰められるのかと思いましたが、
そんなことはなかったです。このROMの仕様かも。
ブラウザのメニューとオプションの深い層。
待望の全画面表示がデフォルトブラウザにも追加されました。
超快適ブラウジング画面(左)。タブの表示はアプリ切り替えと同様の操作感。
フリックでタブを閉じるところも同じ感覚です。
変わらない電卓。
ホーム画面にアプリとウィジェットを敷き詰めるとこんな感じ。
上部のGoogle検索バーはデフォルトで全ての画面に表示されます。
フォルダごっつええ感じです。
横画面はこんな感じ。ちょっと縦が詰め過ぎな感じです。
このROMの仕様かもしれませんが。
ロック画面と時計。時刻のフォントはHoneycombの物に統一されたようです。
時計は未調整のためか、はみ出てますね。たぶんこのROMの仕様。
壁紙選択画面とトリミング画面。ロムの仕様か選択画面が変な感じです。
トリミング画面は横表示に対応したためにややこしくなりました。
横表示での壁紙の表示はこんな感じ。
左端の画面と右端の画面。
縦画面ではこんな感じ。
音楽アプリは画面いっぱいにアルバムアートが表示されるようになりました。
ROMの仕様か見きれてしまってますが。
新しいGmailではアドレスをタップすると連絡さきが表示されます。
登録しておけば「お前誰?」ってなりません。便利。
ATOK。入力方法の切り替えは入力ボックスのロングタップではなく、
ステータスバーから行う仕様になりました。正直結構探した。
Googleマップがフリーズしなくなった!これはでかい!
(フリーズしにくくなっただけかも)
顔認証はオミットされてました。
beta2だから仕方ないね。

2011年10月1日土曜日

Nexus S ルート化手順と各種ノウハウ

々なサイトにルート化手順が載っているが、複数のページに様々なノウハウが散らばっているのでここに整理する。

大雑把な手順は以下のとおりだ

  1. Nexus Sをデバッグ接続する
  2. bootloaderを起動
  3. recoveryにclockworkmodをフラッシュする
  4. recoveryを起動
  5. systemをマウント
  6. suとsuperuser.apkをNexus Sにコピー
  7. suのアクセス権限を変更

 フォントを変更する場合、recovery状態でPCからCUIを用いて変更する方法と、Android上でシステム領域を書き換え可能なファイラを用いて書き換える方法がある。

以下に箇条書きでノウハウを書き連ねる。

  • SDK Managerは起動時に一斉に各種パッケージをインストールしようとするが、ドライバとプラットフォームツールズだけで良い※。
  • 横着せずにtoolsplatform-toolsパスを通さないと途中で止まったりする。
  • アップデート時は再びclockworkmodからsuのアクセス権限を再設定するだけで良い。
  • アップデート時、フォントを置き換えている場合は元に戻す必要がある。戻さないとアップデートに失敗する。
  • ファイラを用いてフォントを置き換える場合、アクセス権限に注意。間違えると永久再起動ループに陥ったりする。他のフォントと同様のパーミッションにしてやれば良い。
0. 必要なファイルの用意、セットアップ
 ドライバをAndroid SDK | Android Developersから、clockworkmodのリカバリイメージをRom Managerから、Superuserを[APP] Superuser 2.3.6.1 - Now on the Market [2010-09-05] - xda-developersからダウンロード。SDK Managerを起動し、以下の画面が表示されたらキャンセル。
 Available packagesからAndroid Repository->Android SDK Platform-tools, revision 7とThird party Add-ons->Google Inc. (dl-ssl.google.com)->Google USB Driver package, revision 4にチェックを入れ、Install Selectedをクリック、手順に従ってインストールしてください。
その後、スタートメニューからシステム環境変数の編集を検索し、PATHの末尾に"android-sdk-windows\platform-toolsのフルパス;android-sdk-windows\toolsのフルパス;"を追記して下さい。C直下にandroid-sdk-windowsフォルダをおいた場合は以下のような感じになります。

1. Nexus Sをデバッグ接続する
 Nexus Sをデバッグ接続するにあたって、設定->アプリケーション->開発->USBデバッグをONにする必要がある。また、ドライバは先ほどSDKからダウンロードしたものを用いる。デバイスマネージャを開き、Android 1.0またはNexus Sと表示されているデバイスを右クリック、ドライバソフトウェアの更新を選択する。以下のスクリーンショットではウィンドウのタイトルがAndroid Composite ADB Interfaceになっているが、ここは違っていても構わない。
 コンピュータを参照してドライバーソフトウェアを検索します(R)をクリック。
 コンピューター上のデバイスドライバーの一覧から選択します(L)をクリック。
 ディスクを仕様(H)...をクリック。
 参照(B)...をクリックし、SDKからドライバを読み込み。
 互換性のあるハードウェアを表示(C)のチェックボックスをオフにし、Android Composite ADB Interfaceを選択し、次へ(N)をクリックし、手順に従ってドライバをインストール。

2. bootloaderを起動
 0. 必要なファイルの用意、セットアップ でSDK内のplatform-toolsフォルダとtoolsフォルダにパスを通してあると思うので、コマンドプロンプトを起動し、"adb reboot bootloader"と入力。

3. recoveryにclockworkmodをフラッシュする
 先ほどのドライバのインストールと同様の手順で、今度はAndroid Bootloader Interfaceをインストール。
 インストールできたら、コマンドプロンプトを起動しなおし、"fastboot oem unlock"と入力。アンロック画面が出るので、音量ボタンでYesを選択し、電源ボタンで決定。
最初にダウンロードしたclockworkmodのリカバリイメージのあるディレクトリに移動(cdコマンド等)し、"fastboot flash recovery ファイル名"と入力。拡張子まで忘れずに入力すること。

4. recoveryを起動
 音量キーでrecoveryを選択し、電源ボタンで決定。

5. systemをマウント
 同様に音量ボタンで移動、電源ボタンで決定。mounts and storage->mount /systemでsystemフォルダをマウント。

6. suとsuperuser.apkをNexus Sにコピー
 コマンドプロンプト側で最初にダウンロードしたsuperuserを解凍したディレクトリに移動、suとSuperuser.apkを同フォルダに置き、"adb push su /system/bin/"、"adb push SuperUser.apk /system/app/"と入力。

7. suのアクセス権限を変更
 "adb shell"、"cd /system/bin"、"chmod 6775 su"、"exit"と入力。

 以上でルート化は終了。フォントを変更する場合、このままの画面で変更する場合は、同じフォルダにフォントファイルも置き、"adb push DroidSans.ttf /system/fonts/"と入力してやれば良い。

2011/10/26追記
※Android SDK revision 14からfastbootが付属しなかったので古いSDKが必要。

2012/01/04追記
※Android SDK revision 16でfastboot復活してました。