2008年5月15日木曜日

2008年のモバイルPC需要

2008年、モバイルPCは12.1インチから13.3インチへシフトしていくと予想。
今までのような12.1インチ以下のPCでは重さこそ抑えることはできたものの、どうしても割り切らなければならない点が多数あった。性能であるとかキーボードの大きさであるとかetc...
しかしCore2DuoSLの登場でそれは大きく変わった。小型パッケージのCore2DuoSLによって13.3インチモバイルPCが現れ始めた。例えばそれはMacbook AirやThinkPad X300等だ。

しかし13.3インチモバイルの需要はもう少し異なるのではないかと考えている。確かに両者は非常によくできているが、Air はUSBポート1つ、mini-DVI1つ、電源の3つのみ、X300はCPUが1.2GHz、性能の詰め込みすぎによる値段の高さ等、今ひとつ極端すぎる点が見受けられる。

既存の13.3インチノートPCを薄型計量化したものが好ましい。2kg前後の重量にCore2DuoT、120GB前後のHDD、広く打ちやすいキーボードにIntel965チップセット、例えば、dynabook CXやFMVMGA50等…
これらを容量の少ないHDD(あるいはBTOではSSDも)、Core2DuoSLに置き換えた物がユーザーの需要なのではないだろうか。

SSDの需要は今後高まっていくだろう。HDDはその構造上小型化する際に速度の低下を伴う。ThinkPadでも1.8インチHDDを採用した際、速度の遅さでユーザーの不満を買ったことがあった。SSDは小型化しても速度が遅くなることはない。ハイブリッドHDDと共に今後の低価格化、問題点の解決等が期待される。

「屋内の快適さそ、屋外でも。」これが2008年モバイルPCのキーワードなのではないだろうか?

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

現実問題、デスクトップの快適さをモバイルに持ち込むことができるだろうか?
2kg前後の質量は毎日持ち運ぶモバイルPCとしては重過ぎる。
じゃあ、軽くするためには薄型化するしかないのだが、そうするとキーボードが薄っぺらになったり、バッテリーの持ち時間が犠牲にされたり(かつてのVAIO X505やThinkPad X40みたいに、軽さを重視するあまりにバッテリー駆動時間が犠牲にされたモデルも多く存在する。)したら意味がないのだ。実際、モバイルPCのキーボードはLavie RXやThinkPad、Let`s note Yを除いて一部のツルペタキーボードすきー以外にとってはろくなものが出なかった。(14.1インチ以上になると、もう少しまともなキーボードが増える)
現在の13.3インチのノートを眺めてもキーボードが良くできているものは少ない。それがこれからも改善されていくことはないだろう。ThinkPadのキーボードは他社と比べれば良いものが使われているが、年々品質は低下している。

人によっては13.3インチという液晶の大きさも中途半端になるかもしれない。
13.3ワイドは12.1スクエアを横に伸ばしたもので、現在の12.1ワイドはかつて多く出されていた10.4インチを横に伸ばしたものなのだ。
モバイルと割り切って使うなら軽いほうがいい。12.1ワイドはしばらくは市場に残るだろう。

モバイル用のSSDは今後増えそうだ。
だが、コスト問題があるので、まだ普及には時間がかかりそう。モバイルPCは「持ち運んで何ぼ」なので、性能は二の次。
コスト問題は殆どのユーザーが気にするところ。2.5インチのHDDの需要も当分は続くと思われる。(1.8インチは割と高かったり、遅かったり、交換できなかったりなので、生き残れない)

つーかあれだ。
「新技術をつめこんだマシンはいつも高い。」ThinkPadは特にだ。
(ここまでかいて飽きてきた)

Agate さんのコメント...

他人の需要じゃなくて自分の需要ですから!!残念!!
現在の既存の13.3インチPCのキーボードは満足できるものはでてますし、個人的にThinkPadのキーボードは癖があって好みではないのです。Macbook Airはwindowsとしてつかうには配列厳しいですね。まぁ私が言いたいのはX300のようなモデルを他社デモ作ってほしいということです。SLにして軽量化して薄型化をあまりしばければ、少なくとも既存のモデルと同レベルのキーボードは搭載できるはずです。