2012年6月8日金曜日

今更始めるEvernote -Clearlyによるスクラップブック式活用法-

最近Evernoteを積極的に使うようになった。人によってEvernoteの使い方は様々だろうが、私は今まで何度か使ったものの、あまりピンと来ず、その度に放置していた。クライアントもインストールしてはアンインストールを繰り返してきた(EvernoteのWindows向けクライアントはそれなりに容量を食う)。

この情況を大きく変えてくれたのがGoogle Chrome向けの拡張機能であるClearlyだ。
Clearlyによって整形された記事
Clearlyは上図のように記事を整形して、見やすくしてくれる。私は背景を暗めにし、文字と背景のコントラストを下げる設定にしている。また、フォントも自由に設定することができる。記事によってはうまく整形出来ないことも少なくないが、十分に便利な機能だ。

また、Clearlyの機能はこれだけではない。画像右にあるEvernoteのアイコンをクリックするか、設定したショートカットキーによって記事をEvernoteにクリップすることができる(記事の整形にもショートカットキーを設定できる)。

結局、私はEvernoteを利用するにあたって、気負い過ぎていたのだろう。何か活用法を見出して有効活用しなくてはいけない、それが出来ないのなら使っていても仕方がない、という感情があったのだろう。その点この方法なら気軽に利用することができる(その分無料ユーザは容量超過の危険性が上がってしまうが)。

この利用方法は、Evernoteをスクラップブックとして活用する利用法だ。Google リーダーによる記事の収集、Pocketによる後で読む、という情報収集の方法に、いつかまた読みたくなりそうな記事を検索するための方法を加えることができる。数ヶ月たってからまた記事を読みたくなったのに、記事のタイトルが思い出せない、という時にEvernoteを使って検索すれば、記事を引き出すことができる(はずだ。実際に効果が分かるようになるにはもう少し利用し続ける必要がある)。
Evernoteというサービスが終了してしまうとノートが失われてしまう、というリスクがある点には留意する必要があるが、それは他のあらゆるサービスについて同じことが言えるだろう。

結論として言えることは、Evernoteはまさしくノートである、ということだ。電子デバイスを用いた様々な活用方の提案が成されているものの、その活用法が持つ主要な側面はまさしく「Evernote」の名前通りであることが殆どだ。

「Evernoteを使うといいよ!という記事を今まで沢山みてきたけど結局全然使いこなせていない」という人がこの記事を読んで便利に活用してくれるようになれば幸いである。

2012年6月6日水曜日

私とGalaxy Nexus

実は先日Galaxy Nexusを購入した。契約としては、SoftBankのHTC Desireから違約金を支払ってのMNPによるドコモとの新規契約となる。私自身が最新のNexusブランドの端末を所有したかった事と、安かった事が理由だ。

心配だったPenTile配列の液晶や、大きすぎる4.65インチの液晶も、慣れてしまうと全く気にならない。前者については、よく見れば画面左端が緑色であることが分かるものの、Nexus Sとは異なり普段使っていて気になるほどは目立たない(とは言ってもPenTile配列でない液晶と比較すると普段の目の疲れは異なるだろうが)し、後者についてはLMT Launcher(要root)を利用すれば画面下部へ指を伸ばさなくても基本機能のボタンにアクセスできる様になる(連打はできなくなる)。

以前の記事でも書いたように、ICSのGUIに関しては気に入らない部分が多々あるが、慣れれば操作自体は十分に可能だ(依然として不満ではあるが)。

普段はAndroid Open Kang Project(通称AOKP)とカスタムカーネルのGlaDOSを組み合わせて使っている。最近は消費電力が気になるためLeankernelへの乗り換えを検討中だ。

ところで5月28日にGalaxy Nexusを落下させてしまい、液晶を破損させてしまった。幸いドコモのケータイ補償 お届サービスに加入していたため、5250円で修理してくれる上に代替機として同じGalaxy Nexusを借りることができた。
フロントパネルにひびが入ったGalaxy Nexus
電話をかけてから一日で代替機が届き、あまりの早さに驚かれされた。

最近はLumia 900やWindows 8タブレット、新しいiPad等気になる製品が多い。ThinkPad X1 Carbonもとても欲しい。物欲ぐぬぬ…